ippon blade インストラクターシステムについて その②

ippon blade インストラクターシステムについて ②

ippon blade インストラクターシステムについて その②

運営システムは、状況の変化に応じて自然に構築されて行きます。

代表者の主観的な考え方にメンバーを従わせる為のシステムではなく、

活動に携わるメンバーの構成によって、
どのような内容で、どのような手順で、どのように運営システムが構築されて行くかが自然に決まって行き、

次第に、システムの全貌が現れて来るのです。

代表者は、メンバー構成を鑑みて、
安全に永続的に活動を運営する為にはどのようなシステムが必要かを常に考えていなければなりません。

インストラクターになるまでには、各人に様々な人生の背景があります。

人生背景が違えば、インストラクターになろうとする動機も違います。

つまり、100人いれば100通りの背景と動機があり、インストラクターとしての目的も、目的を叶えるまでの目標も100通りあるのです。

人の行動原理は様々です。

いくら崇高な大義名分を掲げて行動していても、潜在的には

認められたい、理解されたい、目立ちたい、安心したい、愛されたい、成功したい、

生理的欲求、安全欲求、社会的欲求、承認欲求、自己実現欲求などが、人間には必ず隠れているものです。

その潜在的な欲求が、それぞれの主観や価値観を作り出します。

そして、その主観や価値観が、自分にとっての「良かれ」や、

自分から見た物事の「善悪」の概念を生み出します。

主観の強さが「自意識」や「自我」の強さとなります。

欲求は生きている限り完全に無くなることはありません。
なくそうとしても、苦しむだけです。

もし、自分にとっての良かれが違う100人が、一つの地域に集い、それぞの良かれと思って自分勝手に活動したら、

良かれの利害が一致するものは群れ、相反するグループは対立し、

人類全体としての一つの活動は様々に分裂をしてしまいます。

人類全体の活動にとって重要なことは、
各人が、自分に隠れる潜在的欲求を自覚して、人間として成長するチカラに転換すること、

そして、

各人の欲求が暴発しないように、個人の欲求を運営活動のチカラとして活かせるようなシステムを構築すること、です。

経済活動は、人類を活かす為のシステムの成功に付随した人類全体にとっての成果を、人類全体で共有する為の活動であり、

各人が好き勝手に潜在的欲求を満たす為に経済活動をするシステムでは、
必ず人類全体の秩序は乱れるのです。

本来は個人を活かし全体を活かす為にあるべきシステムは、

秩序を乱させない為のシステムに変わり、法律が増え、罰則や検閲や言論統制が厳しくなって行くばかりなのです。

だからこそ、

各人がそれぞれの動きをしながらも、活動全体が巡って行く運営システムの構築が必要であり、

その運営システムには、システムの中心核となる活動理念が必要であり、

そのシステムで活動する各人は、システムの活動理念を理解しておく必要があります。

太陽を中心として各惑星が運行している太陽系のような、

セントラルサンを中心として様々な星々が運行している天の川銀河のような、

永続的なシステム。

そしてそのシステムの核となる理念は、全ての生命の利益に通ずるような、全生命にとっての共通理念、限りなく本質的な理念である事が望まれます。

そして、そのような本質的理念が創出する価値観に同調した者が、活動を共にする。

ippon blade 運営システムは、その雛形であり、

ippon blade製品は、地球人類としての理念を「生きる喜びと楽しさ」を通じて体得することを旨とした製品であり、

それを楽しく遊びを通じて伝えるのが、ippon bladeインストラクターです。

インストラクターが属するippon bladeという組織は、寂しい自分の為の居場所や依存先ではありません。

ippon blade運営システムは、属する人の不安を解消したり救済を目的としたシステムではありません。

インストラクター仲間とは、弱い自分と自分の居場所を守り、利益を拡大させる為の、利害関係が一致した仲間ではありません。

インストラクターは、必要以上に群れる事なく、

共通理念で結ばれた個人のエージェントであり、

それぞれのポジション(ステージ)でippon bladeのテーマ性をゲーム感覚で楽しみながらクエストして行くプレイヤーであり、

インストラクター仲間とは、ライバルであり、自分の在り方を省みる鑑であり、システム全体を共に構築する隣人であり、

本質的には家族なのです。

インストラクターの皆さん。

優秀なアスリートである事と、優秀な指導者である事は、必ずしも同義ではありません。

優秀なトレーナーである事と、人格が優れている事は、必ずしも同義ではありません。

僕らは、優秀なアスリートや指導者が、潜在的欲求のままに身を滅ぼして行く姿を五万と見てきました。

そのような、隣人や家族とも言える地球人達を鑑に、自分の状態を鑑み、今、自分はどう在るべきか。

常に思慮深く思いを馳せ、共に「全て」を律して参りましょう!

ippon blade 代表 小平 天

※文章の抜粋や個人利用はお断りします。

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