〜地に足が着くと首がゆるむ・頸と脚の関係＜人間国宝の立ち姿から学ぶ＞〜

〜地に足が着くと首がゆるむ・頸と脚の関係＜人間国宝の立ち姿から学ぶ＞〜
こんにちは！ayanoha代表大城綾です。
さて、５月６月はみなさんの感性を信じ、自分の中の正しさを見つけることに重きを置いてクラスをしています。
先日のクラスでお話ししましたが、首や肩が寒さでぎゅーっと縮こまる冬の季節とは真反対に、自然と身体がゆるむ季節ですから解放感から感覚神経が研ぎ澄まされますね。
自分の中の正しさを見つけよう！六月
ぜひ、この時期に感性を高めてゆきたいものです。
感性を高めれば、何が心地よいかは、すべて身体が教えてくれます♫
さて、ayanohaCAREのクラスですが、ayanohaメソッドにヨガの動きにはないMAYURIアーサナ（前腕クロス）に２番から４番までができました。
頚椎（首の骨）に最も近い部分の筋肉の緊張を緩めていく動きを探し、頚椎周り360度をグル〜ッと、誰でも簡単に！！ゆるめる動きを考案いたしました。

ヨガのスクールを受けてくれた生徒さんや、ayanoha大好きな会員さんたちも、首・肩の開放感に、感動していただいています。
まさに、肩肘張らずに・・・です。
ほんとうに辛い方に、簡単に場所を選ばず、どこでもできるものを作りたい！
そう思って日々、私は研究中なので、とても嬉しいです。
ありがとうございます。
そして、首がゆるむと、不思議なことに気がつくと思います。
それは、首をゆるめているのに・・・

＜地に足が着く＞感覚
足の裏がのっぺりと大地を押しているのが感じられると思います。

これは、首をゆるめ、骨盤調整をすることにより土台である脚・骨盤がしっかりと安定し、上半身でバランスをとらなくてもよくなったからとayanohaでは捉えています。

実は、上半身にもっとフォーカスしてみると、上半身の首（頸）です。

下半身の不安定さ・不自由さを首でバランスとっている方ってとても多いのです。
首がストレートネックになって使い物にならなくなると、今度は肩や胸椎１２番目あたり（肩甲骨と肩甲骨の間、下らへんです）だんだんさらに使い物にならなくなると、今度は腰へ。
こうして、背骨のカーブが、どんどんストレートになっていきます。
以前、人間国宝の能の先生の動作を学びに行ったことがあります。
まず、驚いたのは、そちらの先生、上半身がほとんど動かないのですね。
下半身がどっしりと安定していて、肚（ハラ）が坐り足さばきが見事でした。
十分に、動きたい場所へ「足を使って」移動できるのです。
これは、今の日本人にはとても難しい動作となってしまいました。
私も、できません・・・涙
本来、私たち日本人はこの身体の使い方を潜在的に知っています。
肚を据えてお腹で呼吸を感じ、心を落ち着かせると、土台となる下半身がとても安定し、上半身でバランスを取ることはなくなるので、首・肩には自由な解放感が生まれます。
坂本龍馬や西郷隆盛の立ち姿は、どっしりと勇ましく安定したものでした。
のっぺりと根付いた足からは、全体の印象として地球との一体感すら感じます。
西洋の偉人の写真を眺めても、このような姿は見られません。
身振り手振りの所作の華やかさの方が目立ち、見る人の意識は顔の表情や身のこなしに惹かれます。
私は、地味だけれども日本人が持つ内側の充足感がとても好きなのです。

新しいことを、どんどん取り入れ自由に発展できる時代です。
だからこそ、地味だけれども日本人特有の身体の感性やスピリットを呼び覚まし、温故知新・ハイブリットに進化してゆきたいと、私は感じます。
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目からウロコのayanohaメソッド・マンツーマンスクール募集しております！
なんと残席１名さまとなりました！ありがとうございます。
混み合っているため、ご希望にそえない場合もございますが、お好きな日時で学ぶことができます。しっかりと正しい知識を学びながら、枠にとらわれることなく、一生モノとなる本物の学びをしましょう。
私はこの知識や動きは、練習すればするほど成熟されてゆくので、全く飽きることがありません。
マンツーマンコース・スクール