個人アカウントや公式ページに投稿されている一枚の写真や動画。
想像してください。
一枚のその写真や動画が撮影された、その時その瞬間に至るまでには、
写っている人の様々な人生体験や歴史の積み重ねがあって、
撮影の瞬間に辿り着いています。
いきなり何もないところから「パッ」と写真や動画が生まれているわけではありません。
膨大な時間の繋がりの上に、その瞬間があるのです。
写真や動画は「今」を切り取ったものですが、
その「今」には、写っている被写体の過去も未来も繋がっています。
つまり写真や動画は、「その時そこに生きていた証し」です。
そして、その写真や動画を投稿する時、
そこに至るまで自分の人生体験が、
少しでも皆さんに良い影響や何かの気づきがあるように願って、一枚の写真や動画に託して、投稿しています。
皆様のお役に立ちたいからこそ、
誰もが閲覧可能な公開ページに投稿してはいますが、
誰もが自分の都合のいいように自由に使っていい訳ではありません。
私達の投稿する写真や動画は、好き勝手に加工して自由に使ってよい「無機質な断片素材」ではありません。
バランスの良い社会に向けての想いや夢や希望が託された、「心のある有機的な細胞組織の一つ」です。
魂のある「自分の分身」です。
自分の写真や動画が、見ず知らずの人の都合で好き勝手に投稿されていたり、
撮影者や被写体の全く意図しない使い方や誤った表記で投稿されているのを発見した時、
そのショックは大きいものです。
その写真を撮影した日に至るまでの、苦労した過去の日々が踏みにじられ、
今日までを紡いで来た大切な想いや、
輝かしい未来に向かって繋げて来た道筋を、汚された気にすらなります。
生きて来た誇りを汚された気になるのです。
こちらの意図しない、こちらの想いの反映されていない歪んだカタチで世間に広まり認知されてしまう事は、写真を使った人に悪気があるなしに関わらず、
精神的にも財産的にも多大な損失となります。
肖像権や著作権で語ってしまうと、
単純に法律や規約に反しているか否かの単純な話になってしまい、法に触れないような抜け道が生まれて来てしまい、キリがありません。
この問題の本質は、
その一枚の写真や動画に至るまでの個人や企業の背景や、理念や方針に対する、
心づかいや思いやりや配慮があるか否かの問題なのです。
思慮が浅く配慮が出来ない人と一緒に仕事をする事は出来ません。
暗黙の了解で使用したりされる事を良しとする場合もありますが、それは双方の間に信頼関係が構築されている場合にのみ成立する話です。
写真や動画を無断で使う方が心の中で
「使わせてもらうね!」
という気持ちがあればこそ、
写真が使われたその投稿には相手を想うその気持が必ず反映されています。
使われた人も、その気持ちが伝わって来くるから、
「使ってくれてありがとう!」
「貴方の役に立てて嬉しいよ!」
と、サプライズプレゼントを貰ったかのように嬉しくなり、自分の人生を切り取った写真や動画が人の役に立てた事が嬉しくもなるのです。
その、暗黙のハイタッチ的な挨拶として@メンション機能やタグ付け機能があり、
言葉を交わさずも、ハイタッチ機能で心が通じ合っているのが確認し合えるからこそ、双方にとってWin-Winとなるのです。
以上を踏まえた上で、以下をご確認ください。
⚫︎ippon bladeを体験や購入してくださったユーザー様が、その喜びや感想を自由に表現して投稿してくださる事は、例え表記やキャプション内容が間違っていようと、とても有り難く嬉しく思います。
皆様個人の投稿ですので、必ずしもメンションやタグ付けをする必要はございません。
⚫︎ippon bladeの体験会や練習会を企画し、ご自分の投稿で告知したりシェアする方は、まずは写真や動画を使うことの承諾を得て、ご自分が書いた表記やキャプション内容をよく確認した上で、
担当インストラクターのアカウントとippon blade公式ページのアカウントをメンションしてください。
ご企画頂いたイベントが成功するように、告知内容に不備があればご指摘させて頂き、公式SNSでのシェア拡散や、公式ホームページにてご紹介させて頂きます。
⚫︎インストラクターを招いてのippon bladeの体験会や練習会は、どなたでも企画する事が出来ますが、
ご自分の店舗やスタジオで定期的にippon bladeを使用しての練習会や体験イベントを開催する事をご希望される方対象に、ippon bladeについてより詳しく勉強出来るオーガナイザー資格やインストラクター資格をご用意させて頂いております。
詳細はお気軽にお問い合わせください。
⚫︎インストラクターの写真や公式ページの写真を無断でスクリーンショットで切り抜いたり、間違った表記や説明でippon blade非公認の営業活動に利用されているシェア投稿を発見した場合、毅然として、然るべき対処を実施致します。
以上、
かくいう私も、若気の至りとはいえ、自分の身を立てる事に必死となり、関係者様への配慮のない発信を度々して来た事は事実であるからこそ、この投稿に代えてお詫びとさせて頂きます。
ippon blade代表 小平 天