足裏には天然の板バネが備わっている。ippon bladeを履いているとどうなる?

足裏には天然の板バネが備わっている。ippon bladeを履いているとどうなる?

ippon blade開発者TENのコラム

スニーカー業界では、厚底シューズの隆盛がとどまる事なく続いています。

ところで皆さん。

ロイター板を知ってますか?

跳び箱や跳馬で使う、バネの役割を担う板です。

例えば、ロイター板を大きなトランポリンの上に乗せて、その上で跳ねてみたとします。

トランポリンのバネは機能するも、

ロイター板のバネは機能しませんよね。

皆さんの足裏には、天然のロイター板が備わってます。

足裏という天然のロイター板の下に、

厚底ソールというトランポリンを敷いたら。

当然、厚底ソールというトランポリンは機能するものの、

足裏という天然のロイター板は機能しなくなります。

試しに、裸足でトランポリンに乗って10回跳ねたあと、すぐに床で自力で跳ねてみてください。

たった10回トランポリンで跳ねただけなのに、驚くほど身体のバネが失われている事に気づくでしょう。

それと同じように、

長年、スニーカーのクッションに依存している人は、足のバネのみならず、全身のバネが失われているのです。

バネが失われて機能しないから、厚底ソールというトランポリンに依存するし、

厚底ソールに依存しているから、バネが機能しなくなります。

例えば、

宇宙空間で長年過ごして地球に戻って来たらどうなりますか?

地球の重力を押し返して自立する身体の機能は失われます。

重力は、相殺したらダメなんです。

地球で自然に生きるには、地球の重力に適応する身体が必要なんです。

厚底シューズに依存しないと速く走れないランナーは、

ランナーではなくシューザーであり、

ランニングではなく、シュージングです。

マラソン競技は、人間の走る機能を競う競技ではなく、

いまやシューズの機能を競う競技と化しています。

自転車レースやバイクレースやスポーツカーレースのように、

スポンサーの商品の機能を争う競技や、

シューズの乗りこなしを競う競技になっています。

「人間をダメにするソファー」という売り文句がありましたが、

厚底シューズは、

「人間の足をダメにするシューズ」です。

ハッキリそう言って売った方が、潔いもんです。

ちなみに、

ippon bladeを履いた後に裸足になると、

足裏フワフワになるのは、

足裏のロイター板の機能のみならず、全身のバネが活性化するからです。

ワラーチランニングやベアフットランニングでも、重心がブレたままだったら、足裏や全身のバネは利かずペタペタ走りになってしまいますが、

正しく足裏に乗れるippon bladeは、

「人間の足も全身もバネにする下駄」です。

ハッキリ潔く、そう言えます。

さぁ、ブレイディングしましょう😃

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